先日来、
似通った言葉の違いについて検証してみる、と
いう連作をお届けしています。名付けて
「どこが違うの?」 のシリーズ
今日はその第3弾、
「お茶の間」と「居間」。
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ちょっと前のことですが、TVの国会中継で、野田総理が
「
お茶の間の皆さまへ」、と訴えかける場面がありました。
演説のの中身はちょっと置いておきまして、ふと、
「
お茶の間」という言い方に懐かしさを覚えました。
子供が小さい頃観ていた番組で
さんまさんが、「この
ハガキは
お茶の間のみなさんに」と言って、1枚余分に
プレゼントのハガキを引いていたことを思い出しました。
これとよく似た言葉で「
居間」がありますが、この2つは
どう違うのでしょうか。
〇手っ取り早く、ネットで調べてみました。(goo辞書)
[共通する意味]
★家の中で、家族が集まって過ごすための部屋。
[英語]
a living room
[使い方]
〔居間〕▽居間でくつろぐ
▽友だちを居間に通す
〔茶の間〕▽茶の間でテレビを見る
▽お茶の間向きの番組
[使い分け]
【1】「居間」は、洋風、和風を問わず使う。
【2】「茶の間」は、「お茶の間向き」「お茶の間で話題
のタレント」など慣用的に用いる場合以外はふつう
和風の居間にいう。
【3】「リビングルーム」は、洋風の居間にいう。
〇なるほど、この2つの言葉には、「共通点」も「違い」も
あるようです。
私のイメージをいうと、
居間:単に家の中で「みんなが集まりやすい部屋」を
指す。
お茶の間:一家団らんの場、または、ひとりで、くつろ
げる場所。
呼びかける時に、「お茶の間のみなさ〜ん」と言うことは
あっても、「居間のみなさ〜ん」と言うことはないような・・・。
アメリカのホームステイ先でも、夕食後のひと時、
living roomに家族みんなが集まって、楽しいひと時を
過ごしていたことを思い出しました。
ゴールデン・レトリバーのSunnyちゃんも、その輪の中
でくつろいでいました。
日本ではなくても、あの雰囲気、「楽しい茶の間」という
感じでした。
〇願わくは、居間も茶の間も、家族の誰もが居心地良い
と思える場所でありますように。
笑い声の絶えない家庭、その鍵を握るのが、「お茶の間」
の役割のような気がするのです。
今日の英語
On Sundays all the members of my family
have a pleasant time together.
毎週日曜日には、家族全員が一家団欒を楽しむ。
※たった2人になった我が家は、毎日が一家団欒・・・。
単語
Sunday(s) (毎週)日曜日
member 一員
family 家族
have 持っている
pleasant 楽しい
time 時間
together 一緒に
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See you tomorrow!
「茶の間」ではイラスト該当なし・・・。
「リビング・居間」で見つかりました。